昨年4月1日から津山高等工業専門学校 桶教授と卒研生、弊社による

『蓄電池付太陽光発電システム』の共同研究を行って参りました。

 

今月、その共同研究が無事終了し、桶教授より、

住宅用蓄電池付太陽光発電システム充放電制御法の検討(クリックで

表示されます) と題した報告書をいただきました。

本研究では、車載用リユースバッテリーやバッテリーマネジメント

システム(BMS)を卒研生に実際に使っていただき、バッテリーの

電圧平準化動作の検証と住宅用太陽光発電システムへの導入効果の

試算チャレンジいただきました。

 

※ 出典:報告書に掲載した表1および図6は、

日本建築学会様による住宅内のエネルギー消費量に関する調査により得られたデータ

用いています。

 

 

桶教授と卒研生により執筆された報告書では、研究で用いたBMS の

性能は必ずしも理想的とは言えないものの、リユースバッテリーを

有効活用するには十分な性能を有しているとの結論でした

一方で、リユースバッテリーを実際の住宅向けに商品化するには、

やや電力損失が大きい可能性があるため,BMS の適切な機種選定と

更なる実証試験によるシステム全体の評価が必要であるとの貴重な

ご助言もいただきした。

 

弊社は今回の共同研究の成果を通じ、更なるリユースバッテリーの

性能向上に努めて参ります。

 

データを基に真剣に説明する卒研生

津山高専 桶准教授と卒研生がガットラボを訪問 | 次世代へ“メンテナンス”|株式会社ガット|公式ホームページ

 

津山高専卒研生 ガットラボでリユースバッテリーで実験中! | 次世代へ“メンテナンス”|株式会社ガット|公式ホームページ

 

最後に、桶教授と卒研生にはこの場をお借りして御礼申し上げます。

また、共同研究を担当された卒研生は、卒業研究として発表され、

無事にご卒業されたと桶教授より伺いました。

就職後も、本共同研究の経験を糧に、大いにご活躍されることを

心よりお祈りしております。

 

(お問い合わせ:株式会社ガット 経営戦略室 廣瀬 ℡ 0868-22-1500)